4月3日の「Androidの方向転換予想:Andy Rubin氏の降格を受けて」と題したブログで、私はAndroidの今後の方向性が以下のポイントに集約されるだろうと予想しました。
- ネイティブアプリからHTML5にシフト
- Apple特許の利用を減らす
- ローエンドマシンでも動作するようにする
そしてこれはAndy Rubin氏の目指していたAndroid戦略(「Androidを最高のOSにする」)からの方向転換であり、「Googleの利用を可能な限り広める」というGoogle本来の戦略からの当然の帰結だとしました。
特に3については、Firefox OSをはじめとした各種の新しいOSに対抗するための予防的な意味があると述べました。
そして3番目の点について、まだまだ噂の段階ですが、ちょっと話が出てきたので紹介します。
VR-ZoneのPreetam Nath氏は以下のようにレポートしてます。
- Android 5.0 Key Lime Pieは10月に公開予定。
- Key Lime Pieは512MBのRAMでも動作する。Android 4.0以降は1G RAMを必要としていましたので、Key Lime PieはAndroid 2.3しか動作させることができなかったローエンドのデバイスでも動作することになります。(ちなみにiOSもMicrosoft Windows Phoneも512MB RAMで十分に動作します。